カナヘビのペットボトルトラップはよく捕まえられる?
カナヘビのトラップの作り方は?
カナヘビトラップの使い方とは?
こんなカナヘビのトラップに関する疑問についてご紹介いたします。
カナヘビのペットボトルトラップはよく捕まえられる?
インターネット上でよく見るカナヘビの捕獲方法の一つに、「ペットボトルトラップ」があります。
しかし、私の個人的な意見としては、その効果は疑問が残ります。
カナヘビは元々臆病な性格を持っており、物陰に隠れることを好みます。
そのため、広い範囲を徘徊して餌を探すような環境ではなく、隠れ家として適した場所に住む傾向があります。
そのため、ペットボトルトラップに餌を置いても、カナヘビが自らトラップに入る可能性は低いと考えられます。
また、トラップを仕掛ける場所が大切です。
もしトラップを設置するなら、カナヘビを見かけたことがある場所、逃げない餌が手に入る場所、そして長時間トラップを設置できる場所が理想的です。
しかし、これらの条件を全て満たすことは少ないでしょう。
さらに、ペットボトルトラップには問題点があります。
その一つが、カナヘビだけでなく他の生物も捕まえてしまう可能性があることです。
昆虫類やアリ、そして場合によってはゴキブリまで、意図せずに捕獲してしまうことがあります。
実際に私も試してみましたが、2週間設置してもカナヘビを捕まえることはできませんでした。
この結果から見ても、ペットボトルトラップを設置する労力と、その効果のバランスはあまり良いとは言えません。
以上のことから、カナヘビを効率よく捕まえる方法として、ペットボトルトラップはお勧めできません。
カナヘビは観察し、直接手で捕まえるのが最も早いと言えます。
ただ、ペットボトルトラップでは、絶対に捕まえられないというわけでもありません。
直接捕まえる事ができない人や時間がかかってもいいので、どうしても罠でカナヘビを捕まえてみたいという人は挑戦してみてください。
カナヘビのトラップの作り方は?
カナヘビトラップの作り方には2種類あります。
一つ目がペットボトルを寝かせるトラップです。
この方法はペットボトルを寝かせ、ペットボトルの側面から口元までの高さ分土などに埋め込む方法です。
そのまま地面に置くだけだと口元まで高さができてしまうためカナヘビが入りにくくなってしまいます。
カナヘビは地面を徘徊しながら餌を探すため、できるだけ地面ギリギリの高さに入り口を設けた方がスムーズに入りやすくなります。
ペットボトルを寝かせるトラップのメリットは雨などが入りにくい点です。
ただ入口も狭いため、カナヘビがうまく入り口を見つけて入る確率が低いというデメリットもあります。
二つ目の方法がペットボトルを真っ二つに切断して底面でお椀のような形状のトラップを作ります。
そのトラップを土に埋めれば出来上がりです。
この罠のメリットは口元が大きいため、カナヘビが入りやすい点です。
逆にデメリットとしては他の虫なども大量に捕獲してしまううえ、雨なども入りやすくなってしまいます。
どちらの形状のトラップにも一長一短ありますので、複数作成して仕掛けてみると良いでしょう。
カナヘビトラップの使い方とは?
カナヘビトラップの使い方は至ってシンプルです。
カナヘビの餌となるバッタやコオロギなどを入れて仕掛けておくだけです。
直射日光が当たる場所よりも物陰になるような場所に仕掛けてみましょう。
できる事なら数時間おきに観察してカナヘビが入っているか確認しましょう。
ただ、あまりにも頻繁に確認にいくとカナヘビが警戒してしまいますので、その点も注意が必要です。
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カナヘビのトラップまとめ
- カナヘビのペットボトルトラップに餌を置いても、カナヘビが自らトラップに入る可能性は低い。
- 確率は低いが、自分で捕獲できない人や時間がかかっても罠で捕まえてみたい人にはペットボトルトラップがおすすめ。
- ペットボトルトラップには横置きタイプと縦置きタイプがあるが、どちらにも一長一短あるので、複数作成すると良い。
- カナヘビトラップをしかける場所は日向よりも物陰となる場所のほうがいい。
今回はカナヘビをトラップで捕まえる方法についてご紹介しました。皆様のカナヘビ捕獲の参考にしていただけると幸いです。