ニホントカゲが餌を食べない。
カナヘビが餌を食べない。
トカゲが水を飲まない。
トカゲがご飯を食べない理由はなぜ?
トカゲはどのくらい食べ物を食べなくても大丈夫?
トカゲが餌を食べない
トカゲが餌を食べなくなるときには、何かしらのの理由があります。
まずはトカゲをしっかり観察してその原因をつきとめましょう。
考えられる事例をいくつかご紹介しますのでご自身の飼育されているトカゲと比較して検討して見てください。
一つ目の理由としてただお腹が空いていないだけなのかもしれません。
前回餌をあげたのはいつですか?
昆虫食のトカゲでしたらだいたい2日に一度、マウスを食べるものなら週1回から2回、野菜や果実を食べるものには毎日と、トカゲの種類によって給餌頻度を変えなければなりません。
まずは、トカゲが本当に空腹なのかどうかを観察してみてください。
次に疑うべきは、体温がどの程度まで上がっているのか?というポイントです。
トカゲは変温動物なので活動するため必要な体温に到達するまでは日光に当たったりして暖を取らなければなりません。
当然、餌をとるためには体を動かさなければならないので、選好体温が高めのトカゲに対して、バスキングライトを消灯している時間帯に給餌を行なってもきっと食欲はないでしょう。
以上の2点をチェックしてみても健康なのに食べてくれないようであれば、最終的に考えられる原因はストレスです。
いったい何が原因でトカゲがストレスを感じているのかは、非常にわかりづらい部分ではあるのですが、たとえば身体中にダニがついていて痒いとか、人間の目線が気になって仕方がないとか、食べたいものはその餌じゃないとか、爬虫類は言葉を発することができないので飼育者側に色々な主張ができず、それをストレスに感じているのではないでしょうか。
トカゲの気持ちになったつもりで色々と考えてみてください。
ダニなどによる障害であれば、不自然な動きが見られるはずですのでよく観察してみましょう。
人の視線を気にし過ぎて神経質になっている可能性もありますので、少しの間暗幕などにより視線が気にならないような方法を取り入れてみましょう。
餌の好みにより今の餌に見向きのしないこともあります。
いろいろなエサを試してみて嗜好性の強いエサから食べさせてみるのも餌付けの方法の一つです。
トカゲが水を飲まない
トカゲは舌をペロペロと出し入れすることによって水を飲むものから、鼻孔ごと水に突っ込んでゴクゴクと飲むもの、水滴を舐めとったものを喉に溜め込んだ後、舌を使って一気に飲み込むものなど、水分補給の仕方もいろいろ。
また、目で見て水を認識するものや、キラキラと水の反射する光を見て認識するもの、水滴が体に付いて初めて認識するものなど、水の在りどころに気づく方法もバラバラです。
水入れを設置していて、そこには常に新鮮な水があったとしてもトカゲが認識していなければ何の意味もないのです。
種類ごとに水の与え方も違いますから、それぞれの方法をキッチリと把握してから飼育に臨みたいものです。
トカゲが好む餌を選ぶことも餌を食べさせる秘訣!