トカゲやカナヘビのいる場所・生息地と捕まえ方・捕獲方法

2019年10月25日

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森の中にいたトカゲ

トカゲやカナヘビのいる場所はどのような場所?

トカゲやカナヘビの生息地ってどんなとこ?

トカゲの好む場所には特徴がある?

トカゲやカナヘビの捕まえ方を知りたい。

トカゲを罠やトラップで捕まえる方法とは?

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トカゲのいる場所

トカゲはどのような場所にいるのか?

トカゲやカナヘビを捕まえるために、ただ自然の多い場所に向かって車を走らせても、フィールドをやみくもに歩き回っても、捕まえる以前にトカゲやカナヘビと出会うことすらできないこともあります。

トカゲやカナヘビを捕まえるために、まずはトカゲやカナヘビがどのような環境に生息し、どのような餌を食べているのかを考えることが大切です。

トカゲのいる場所を知ることでトカゲやカナヘビを見つけられる確率も飛躍的に上がることでしょう。

家の庭や裏山など自分のいつもの活動範囲で常日頃からトカゲを見かけるような人ならトカゲの好む場所もある程度察しがついているはずです。

しかし、普段はほとんど自然とは関わりがなく、トカゲなどの生物との関わりも少ない人にとってはトカゲがどのような場所を好むのかもわからないかもしれません。

日本本土には数種類のトカゲが棲息しており、例を挙げるとトカゲとヤモリでは好む環境が違いますので、どのトカゲを捕獲対象にするのかによって探す場所も変わってきます。

ニホントカゲやニホンカナヘビなどの地表棲種のトカゲ達は昼行性で日光浴を好むため、日当たりの良い場所で外敵から身を隠す場所が多いような所を好みます。

さらに地表徘徊性の昆虫やクモ類などの無脊椎動物が多い落ち葉などが溜まった場所などを餌場とすることが多いようです。

一方、ヤモリ類は人家周辺から森林内を生活圏としており、夜行性のため家の窓明りなどに餌を求めて集まることがあります。

このようにそれぞれのトカゲが好む環境や活動時間帯、餌場などを考慮して探して見ると見つけやすいかもしれません。

ニホントカゲの好む場所と捕まえ方

ニホントカゲは隠れ家となる石や枯れ木などの側にいることが多いため、意外と昆虫採集網などでは捕まえにくいものです。

よって基本的には手掴みで捕獲するものと考えてください。

トカゲは危険を察知した時の動きは俊敏ですが、基本的には止まっていることの方が多いため、トカゲに気づかれないようにそっと近づき、一気に飛びつくように捕まえます。

この方法はある程度の熟練を要する上に尻尾を捕まえてしまうと自切してしまうことがありますので注意が必要です。

広い場所や側溝などに追い込むことができるのであれば、最初のうちは捕まえようとせずに徹底的に追いかけることで疲れさせ、落ち葉などに隠れながら休んでいる所を落ち葉ごと掴んでしまいましょう。

トカゲを罠・トラップで捕まえる

定期的に見回りに行ける場所なら罠を張って捕獲する方法もあります。

広い口のガラス瓶など、滑って登れないような筒状のものを地中に埋めて、その中に果実の完熟したものや肉などを入れてまずはトカゲの餌となる虫を誘き寄せます。

その虫を狙って罠の中にトカゲが落ちるのを待ちます。

この方法なら熟練度は要しませんが、ある程度の個体数がいるような場所で行うことと根気が必要となってきます。

トカゲ用(爬虫類)のエサを使用すると虫が集まる時間を短縮できるので効率の良い方法ともいえます。

ニホンカナヘビの好む場所と捕まえ方

カナヘビ

ニホンカナヘビは草の葉の上や低木に登り、日光浴をしたり、餌を食べていることが多いトカゲです。

捕獲に最適な時間帯は早朝です。

葉の上に日光浴に出てきたニホンカナヘビを見つけたらカナヘビの頭部が隠れるように接近し、素手で一気に葉ごと掴みます。

カナヘビは危険を察知すると素早く体を180度回転させて逃げる習性がありますので、体の前半部を狙って手を出すと逃げられる可能性が高くなり、カナヘビの後肢を狙うようにすると結果的に頭を抑えられることが多いものです。

道路上を急ぎ足で渡るカナヘビも道路脇の草地が密生していれば、渡り終えた後はゆっくりと草の上を目指して登るため、慌てて追いかけることはせず、その場所を見定めておきながら近づいてカナヘビの姿を確認した後、捕獲できる場所に来るまで目だけで追いかけます。

チャンスはカナヘビが移動し、頭部が葉などに隠れた時で一気に手を突っ込み草ごと掴むようにします。

いずれもタイミングや掴む場所、力加減など経験とある程度の熟練が必要となります。

細い葉や柔らかい草木なら網などで下から掬い上げるように狙うとビックリして葉の上から落ちるように網に入ることもあります。

ヤモリの好む場所と捕まえ方

ヤモリ

ヤモリは夜行性のため暗くなってから活発に活動するようになります。

灯に集まってくる虫を捕食する傾向が強いため、必然的にヤモリも明るい場所を探すと見つけやすいものです。

夜の灯りと言えば、街頭や夜間営業の店舗、人家の窓明りなどになりますが、いずれも高い位置や近づくことが難しい傾向があります。

そこで高さも手頃で人目も気にせず捕獲できる場所として、路上に設置してある自動販売機があります。

自動販売機の灯りにヤモリを見つけたら自然な動きで自動販売機の裏に回り込み、ヤモリの視覚からさっと手を出して手のひらでヤモリを押さえます。

その際、謝って尾を押さえてしまった場合は尾を切って逃げてしまいますのですぐに離すようにしましょう。

自動販売機以外でも人目の気にならない場所なら高い場所でも捕獲は可能です。ヤモリのいる場所の下に網を用意して、箒などで払うように落とし込んで捕まえる方法もあります。

捕獲したトカゲは通気性の良いネットや小型で中の見えるケースに収容し、移動中は蒸れや直射日光、衝撃などに気をつけながら運搬するようにしましょう。

さすがにトカゲ採集セットなどというものはありませんが、昆虫採集セットを用意しておくことで、トカゲを捕まえる時や捕まえた後の入れ物として役に立ちます。

また、トカゲがいる場所には人に危害を加える害虫がいることもあります。

よって虫除けキットや軍手などで虫などの被害を予防しておくようにしましょう。

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-トカゲ飼育