トカゲのいる場所と捕まえ方~トカゲ飼育.com

トカゲのいる場所と捕まえ方

   

トカゲ

トカゲのいる場所と捕まえ方

トカゲ飼育.com>>トカゲの知識>>トカゲのいる場所と捕まえ方

トカゲトカゲを捕まえるためにただ自然の多い場所に向かって車を走らせても、フィールドをやみくもに歩き回っても、捕まえる以前にトカゲと出会うことすらできないこともあります。


トカゲを捕まえるために、まずはトカゲがどのような環境に生息し、どのような餌を食べているのかを考えることでトカゲを見つけられる確率も飛躍的に上がることでしょう。

家の庭や裏山など自分のいつもの活動範囲で常日頃からトカゲを見かけるような人ならトカゲの好む場所もある程度察しがついているはずです。

しかし、普段はほとんど自然とは関わりがなく、トカゲなどの生物との関わりも少ない人にとってはトカゲがどのような場所を好むのかもわからないかもしれません。

日本本土には数種類のトカゲが棲息しており、例を挙げるとトカゲとヤモリでは好む環境が違いますので、どのトカゲを捕獲対象にするのかによって探す場所も変わってきます。

ニホントカゲやニホンカナヘビなどの地表棲種のトカゲ達は昼行性で日光浴を好むため、日当たりの良い場所で外敵から身を隠す場所が多いような所を好みます。

さらに地表徘徊性の昆虫やクモ類などの無脊椎動物が多い落ち葉などが溜まった場所などを餌場とすることが多いようです。

一方、ヤモリ類は人家周辺から森林内を生活圏としており、夜行性のため家の窓明りなどに餌を求めて集まることがあります。

このようにそれぞれのトカゲが好む環境や活動時間帯、餌場などを考慮して探して見ると見つけやすいかもしれません。

ニホントカゲの捕まえ方

ニホントカゲは隠れ家となる石や枯れ木などの側にいることが多いため、意外と昆虫採集網などでは捕まえにくいので基本的には手掴みで捕獲するものと考えてください。

トカゲは危険を察知した時の動きは俊敏ですが、基本的には止まっていることの方が多いので、トカゲに気づかれないようにそっと近づき、一気に飛びつくように捕まえます。

この方法はある程度の熟練を要する上に尻尾を捕まえてしまうと自切してしまうことがありますので注意が必要です。

広い場所や側溝などに追い込むことができれば、最初のうちは捕まえようとせずに徹底的に追いかけることで疲れさせ、落ち葉などに隠れながら休んでいる所を落ち葉ごと掴んでしまいましょう。

トカゲの罠で捕まえる

定期的に見回りに行ける場所なら罠を張って捕獲する方法もあります。

広い口のガラス瓶などの滑って登れないような筒状のものを地中に埋めて、その中に果実の完熟したものや肉などを入れてまずはトカゲの餌となる虫を誘き寄せます。

その虫を狙って罠の中にトカゲが落ちるのを待ちます。この方法なら熟練度は要しませんが、ある程度の個体数がいるのような場所で行うことと根気が必要となってきます。

ニホンカナヘビの捕まえ方

トカゲニホンカナヘビは草の葉の上や低木に登り、日光浴をしたり、餌を食べていることが多いトカゲです。

捕獲に最も向くのは早朝で、葉の上に日光浴に出てきたニホンカナヘビを見つけたらカナヘビの頭部が隠れるように接近し、素手で一気に葉ごと掴みます。

カナヘビは危険を察知すると素早く体を180度回転させて逃げる習性がありますので、体の前半部を狙って手を出すと逃げられる可能性が高くなり、カナヘビの後肢を狙うようにすると結果的に頭を抑えられることが多いものです。

道路上を急ぎ足で渡るカナヘビも道路脇の草地が密生していれば、渡り終えた後はゆっくりと草の上を目指して登るため、慌てて追いかけることはせず、その場所を見定めておきながら近づいてカナヘビの姿を確認した後、捕獲できる場所に来るまで目だけで追いかけます。

チャンスはカナヘビが移動し、頭部が葉などに隠れた時で一気に手を突っ込み草ごと掴むようにします。いずれもタイミングや掴む場所、力加減など経験とある程度の熟練が必要となります。

細い葉や柔らかい草木なら網などで下から掬い上げるように狙うとビックリして葉の上から落ちるように網に入ることもあります。

ヤモリの捕まえ方

ヤモリは夜行性のため暗くなってから活発に活動するようになります。

灯に集まってくる虫を捕食する傾向が強いため、必然的にヤモリも明るい場所を探すと見つけやすいものです。

夜の灯りと言えば、街頭や夜間営業の店舗、人家の窓明りなどになりますが、いずれも高い位置や近づくことが難しい傾向があります。

そこで高さも手頃で人目も気にせず捕獲できる場所として、路上に設置してある自動販売機があります。

自動販売機の灯りにヤモリを見つけたら自然な動きで自動販売機の裏に回り込み、ヤモリの視覚からさっと手を出して手のひらでヤモリを押さえます。

その際、謝って尾を押さえてしまった場合は尾を切って逃げてしまいますのですぐに離すようにしましょう。

自動販売機以外でも人目の気にならない場所なら高い場所でも捕獲は可能です。ヤモリのいる場所の下に網を用意して、箒などで払うように落とし込んで捕まえる方法もあります。

捕獲したトカゲは通気性の良いネットや小型で中の見えるケースに収容し、移動中は蒸れや直射日光、衝撃などに気をつけながら運搬するようにしましょう。



前の記事>>トカゲの入手方法と注意点
次の記事>>トカゲの飼育設備


関連記事

  • トカゲが属する爬虫類とは

    「爬虫類」この言葉に皆さんはどのようなものをイメージするでしょうか。爬虫類とは?という問いに対して簡単にまとめると、いろいろな>>続きを読む


  • トカゲとはどのような生き物

    トカゲは爬虫類の仲間。このくらいは知っているけれど・・・トカゲ飼育のスタートラインに立ったばかりの人の多くは、トカゲに対して>>続きを読む


  • 壁に張りつくトカゲ ヤモリ

    ヤモリとはどのような生き物なのか?ヤモリとトカゲは一見似たような姿をしていますが、どのような違いがあるのでしょう。また、トカゲ>>続きを読む


  • 色が変わるトカゲ カメレオン

    周りの環境に合わせて体の色を変えることができる。舌を伸ばして目にも留まらぬ速さで餌を取る。両方の眼球を自由に動かしてあらゆる角>>続きを読む


  • 日本国内に生息するトカゲ

    あまり知られていない事実ですが、日本国内にも多くの種類のトカゲが棲息しています。しかし、多くの種のトカゲが沖縄や南西諸島など温>>続きを読む


  • トカゲの入手方法と注意点

    トカゲ飼育を始めるためには飼育環境の準備とともにトカゲの入手方法についても検討しなければなりません。日本国内に生息するトカゲで>>続きを読む