ヤモリの隠れ家の作り方と隠れ家を作る際の注意点とは?

2025年11月25日

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ヤモリの隠れ家の作り方と隠れ家を作る際の注意点とは?

ヤモリの隠れ家の作り方とは?

ヤモリの隠れ家に最適な材料と特徴とは?

ヤモリの隠れ家を作る際の注意点とは?

こんなヤモリの隠れ家の作り方に関する疑問についてご紹介いたします。

ヤモリの隠れ家の作り方とは?

ヤモリは夜行性で臆病な性格です。

昼間は光を避け、狭くて暗い場所に身を潜めることで安心して休息を取ります。

そのため飼育ケージの中には、必ず彼らが「ここなら安全だ」と感じられる隠れ家を用意してあげなければなりません。

作り方は驚くほどシンプルですが、ちょっとした工夫で快適さが大きく変わります。

ここでは代表的な三つの方法を、道具の準備から完成まで丁寧に説明します。

プラスチックケースを使った最も簡単な隠れ家

一番手軽で失敗が少ないのが、食品保存用のプラスチック容器を逆さにして使う方法です。

100円ショップで売っている深さのあるタッパーや、ケーキ屋さんのケーキが入っていた透明ケースがちょうど良いサイズです。

まず容器をよく洗い、完全に乾燥させます。

次に側面に出入り口を切り抜きます。

カッターで切り始め、切り口は必ず内側に折り込むか、熱したドライヤーで軽くあぶって丸めると怪我を防げます。

出入り口はヤモリの頭がゆったり通るサイズにしてください。

小さすぎると入らなくなってストレスになりますし、大きすぎると隠れている感じが薄れてしまいます。

蓋の部分(底になる部分)には湿らせたキッチンペーパーや水苔を敷きます。

これでウェットシェルターとしても使えます。

最後にケージの中に逆さに置くだけです。

透明な容器だと中が見えてしまうのが気になる場合は、黒い画用紙を外側に貼るか、スプレーでマットブラックに塗ると雰囲気がぐっと良くなります。

コルクバークで作る自然派の隠れ家

爬虫類ショップで売っているコルクバークは、そのまま置くだけでも立派な隠れ家になりますが、少し手を加えるともっと使いやすくなります。

まず長さ30センチ前後のコルクを選びます。

太さはヤモリの体がすっぽり隠れるくらいが理想です。

縦に置く場合はそのままでも良いですが、横に寝かせて使う場合は安定感を出すために半分に切ります。

ノコギリで切ると断面がギザギザになるので、切断面はサンドペーパーで滑らかに仕上げます。

中をくり抜きたいときは、ドリルで穴を開けてからスプーンや彫刻刀で少しずつ削っていきます。

力任せにやると割れてしまうので、根気よく進めます。

くり抜いた内部は滑らかにしておくと、ヤモリが体をこすりつけたときに怪我をしません。

完成したら水でよく洗い、完全に乾燥させてからケージに入れます。

コルクは軽いので、ヤモリが登ったり乗り越えたりしても倒れる心配がほとんどありません。

ケースの底に敷けば飼育マット、複数を組み合わせれば隠れ家となります。

植木鉢やレンガを使った洞窟風隠れ家

ホームセンターで売っている小さな素焼き植木鉢を逆さにして使う方法も、とても雰囲気が出ます。

直径12〜15センチくらいのものを選び、底の部分(逆さにすると天井になる部分)にノミやハンマーで出入り口を叩き割ります。

割るときは鉢を古いタオルで包んでから行うと破片が飛び散りません。

出入り口は三角形や半円形にすると自然に見えます。

割った切り口は必ずヤスリで丸くしておきます。

素焼きの植木鉢は通気性が良く、適度に湿気を保ってくれるので、特に産卵期のメスに喜ばれます。

もっと本格的にしたい場合は、薄い粘板岩を何枚か重ねて隙間を作る方法もあります。

岩と岩の間にシリコンで固定しながら積み上げ、最上部に重しになる岩を置くと安定感が増します。

隙間の高さはヤモリの体高の1.5倍くらいにすると、ちょうど良い圧迫感で安心して入ってくれます。

これらの方法はどれも特別な道具がいらず、週末の午後一つあれば完成します。

ヤモリの表情を見ながら「ここが気に入ったかな?」と想像しながら作る時間は、飼育の楽しみの一つです。

ぜひ試してみてください。

ヤモリの隠れ家に最適な材料と特徴とは?

隠れ家を選ぶとき、何よりも大切なのはヤモリが「ここなら本当に安心できる」と納得してくれるかどうかです。

見た目や値段ではなく、素材そのものが持つ性質で選ぶと失敗が少なくなります。

ここでは実際に多くの飼育者が信頼を寄せている素材と、それぞれが持つ隠れた長所を紹介します。

コルクバークの圧倒的な人気の理由

爬虫類用のコルクバークは、今もなお隠れ家素材の王様です。

表面がざらざらしているので、ヤモリは爪を立てて楽に登れますし、体をこすりつけて脱皮の補助にも使います。

内部は自然に空洞になっている部分が多く、ほとんど手を加えなくてもすぐに隠れ家として成立します。

軽量なのに丈夫で、湿気にも強いためカビが生えにくいのも大きな魅力です。

特に樹上性のクレステッドゲッコーやガーゴイルゲッコーは、コルクの表面を歩く感触が大好きで、隠れ家というより遊び場のように使ってくれます。

天然素材ゆえに個体差があり、同じ形のものは二つとないのも楽しいところです。

ケースの底に敷けば飼育マット、複数を組み合わせれば隠れ家となります。

粘板岩(スレート)が選ばれる本当の理由

重厚感のある黒やグレーの粘板岩は、ケージに置いたときの存在感が抜群です。

熱伝導率が高いので、パネルヒーターの暖かさを効率よく伝えてくれます。

冬場にヒーター側に積んだ粘板岩の隙間は、ヤモリにとって最高のぬくぬくベッドになります。

表面が滑らかで角が丸みを帯びているものを選べば、怪我の心配もほとんどありません。

積み重ねたときにできる隙間は、ヤモリの体にぴったりとフィットする圧迫感を生み、本能的に安心できる空間を作り出します。

水で濡らしても変質せず、半永久的に使える耐久性も見逃せません。

素焼き陶器が実は最強かもしれない理由

素焼き植木鉢や素焼き板は、地味な存在ながら実は非常に優秀です。

無数の細かい穴が開いているため、通気性と保湿性のバランスが絶妙です。

ケージ内の湿度が低すぎるときは内部の湿気を保ち、高すぎるときは余分な水分を吸い取ってくれます。

特にレオパードゲッコーの産卵期には、素焼きシェルターの中に産み付けるメスが後を絶ちません。

表面温度が外気より少し低めになる性質があるので、夏場の暑さしのぎにも役立ちます。

割ってしまうと鋭利な破片になるため扱いには注意が必要ですが、正しく加工すれば安全で美しい隠れ家になります。

MDF合板や竹素材の意外な実力

爬虫類用のMDFボードや竹チューブも、最近注目されています。

MDFは防水加工が施されたものを選べば、水苔を詰めてウェットシェルターにすることも可能です。

竹は中が空洞で軽く、縦に置くと樹上性種が喜んで登ります。

どちらも加工がしやすく、好きな形にカットして塗装すれば完全にオリジナルの隠れ家が作れます。

ただし塗料は必ず爬虫類専用の無害なものを使うことが絶対条件です。

PVCパイプが地味に優秀な理由

塩ビパイプはホームセンターで安価に手に入り、好きな長さに切ることができます。

黒やグレーのものを選べばケージに置いても違和感が少ないです。

内部をやすりで軽く削って滑らかにすれば、ヤモリが舌で舐めても安全です。

接続部品を組み合わせると、複雑なトンネル状の隠れ家も簡単に作れます。

完全に人工物なのでダニやカビの心配がなく、消毒も楽なのが最大の強みです。

これらの素材はどれもヤモリにとって「心地よい」と感じられる要素を持っています。

見た目が美しいことは大切ですが、それ以上に彼らの本能に訴えかける素材を選ぶことが、長く愛用される隠れ家の秘訣です。

ヤモリの隠れ家を作る際の注意点とは?

隠れ家はただ置けば良いというものではありません。

ちょっとしたミスが大きなストレスや怪我につながることもあります。

ここでは長年見続けてきた失敗例から、特に気をつけてほしいポイントを丁寧に解説します。

出入り口のサイズは成長を見越して作る

ヤモリは驚くほど早く大きくなります。

ベビーのときはちょうど良かった入り口も、半年後には頭が引っかかってしまうことが珍しくありません。

特にレオパードゲッコーは体高がどんどん増すので、成体サイズの1.2倍くらいの余裕を持たせてください。

樹上性種は縦に伸びることも多いので、高さ方向の出入り口も忘れずに確認します。

入り口が狭すぎると無理やり入ろうとして鼻先を擦りむいたり、ストレスで拒食になったりします。

温度管理を間違えると命に関わる

隠れ家の中が極端に高温になるケースが非常に多いです。

パネルヒーターの直上にコルクや岩を置くと、中温が40℃を超えて熱中症になります。

逆に暖突やスポットライトの真下に低い隠れ家を置くと、天井との距離が近くて背中を火傷します。

理想は隠れ家の入り口付近で32℃前後、奥の方で28℃くらいの緩やかな温度勾配ができる配置です。

温度計を隠れ家の入り口と奥に置いて、実際に測ってみてください。

複数飼いのときは隠れ家の数が絶対に足りなくなる

同じケージで2匹以上飼っている場合、隠れ家は必ず「匹数+1」用意します。

1つしかないと強い個体が独占して、弱い個体は常に外で過ごさなければなりません。

そうなるとストレスで尻尾が切れたり、拒食になったり、最悪共食いにつながることもあります。

特にオス同士の同居は危険です。

隠れ家が足りないと縄張り争いが激化します。

隠れ家同士の距離も離しすぎないようにしてください。

近くにいくつかあれば、負けた個体もすぐに別の場所に逃げ込めます。

掃除のしやすさを最初から考えておく

どんなに素敵な隠れ家でも、フンや食べ残しが溜まるとヤモリは嫌がって使わなくなります。

底が平らで取り出しやすい形か、手が入って拭ける構造にしておくと後が楽です。

コルクの奥深くや岩の隙間にフンが詰まると取り除くのが大変です。

完全に分解できない隠れ家は、定期的に丸ごと交換する覚悟が必要です。

脱走対策も忘れてはいけない

隠れ家の出入り口がケージの蓋に近すぎると、ヤモリが乗り越えて脱走することがあります。

特にクレステッドゲッコーはジャンプ力が驚異的です。

隠れ家の高さはケージの上部から最低10センチは離してください。

また重い岩を積んだ場合は、地震やヤモリが登った拍子に倒れないよう、底面をシリコンで固定します。

倒壊すると下敷きになって大怪我します。

毒性のある接着剤や塗料に気をつける

自作するときに使うボンドやスプレー塗料は、必ず爬虫類対応のものを選びます。

普通の瞬間接着剤や油性塗料は揮発性の有害物質が出るので、ヤモリが中毒を起こす危険があります。

シリコンも浴室用などは防カビ剤が入っていることが多いので、必ず「爬虫類用」か「熱帯魚用」と書かれたものを使ってください。

作ってから最低1週間は風通しの良い場所で完全に乾燥させ、匂いがなくなるまで待ちます。

隠れ家はヤモリにとって寝室であり、避難所であり、産卵場所でもあります。

少しでも「ここは危ないかも」と感じさせると、彼らは決して使ってくれません。

安全で快適で、いつまでも清潔が保てる隠れ家を作ってあげてください。

その努力は必ず元気な姿で返してくれます。

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