ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)が暴れるのはストレス行動?原因と対処法とは?

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ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)が暴れるのはストレス行動?

ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)が暴れるのはストレス行動?

レオパがバタバタ暴れる原因はストレスだけ?

レオパのストレス行動にはどのような症状がある?

レオパが暴れる時の対処法とは?

こんなレオパのストレス行動に関する疑問についてご紹介いたします。

ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)が暴れるのはストレス行動?

ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)は、普段はおとなしい性格の生き物として知られています。

しかし、突然ケージ内でバタバタと激しく走り回ったり、暴れ回る行動を見せることがあります。

一見すると、まるで何かに憑依されたかのような不可解な行動ですが、実はこれはレオパがストレスを感じている証拠である可能性が高いのです。

レオパはストレスに弱い生き物

レオパは、小さな体に比べてストレスに非常に弱い生き物だと言われています。

野生下では、外敵から身を守るために常に警戒心を持って生活しているため、ちょっとしたストレスにも敏感に反応してしまうのです。

飼育下に置いても、レオパのこの繊細な性質は変わりませんので、ストレスを感じると、普段は見せないような極端な行動に出ることがあるのです。

暴れるときの典型的な症状

レオパがストレスから暴れるときの典型的な症状としては、以下のようなものがあります。

  • 30秒ほど激しくバタバタと暴れた後、一旦落ち着く
  • 数時間後に再び同じような発作が起こる
  • 暴れている最中は瞳孔が開いたり閉じたりする
  • 明らかに異常な様子がある

このような症状が見られる場合には、レオパがストレスを感じている可能性が非常に高いと言えます。

レオパがバタバタ暴れる原因はストレスだけ?

レオパがバタバタと暴れる原因として、最も典型的なものがストレスであることは間違いありません。

よって、レオパが暴れる行動を見せた時には、ストレス以外の可能性も視野に入れて原因を探ることが大切です。

病気や怪我が原因のこともある

レオパがバタバタ暴れる原因として、病気や怪我が隠れていることがあります。

例えば、皮膚疾患によって痒みを感じている場合には、レオパは激しく体を掻くために暴れ回ることがあります。

また、内臓疾患によって痛みを感じている場合も暴れるような行動に出ることがあるのです。

さらに、外傷によって怪我をしている場合も痛みや不快感からバタバタと暴れることがあります。

このように、病気や怪我が原因で暴れている可能性も十分にあります。

発情期の影響も無視できない

レオパがバタバタ暴れる原因として、もう一つ無視できないのが発情期の影響です。

レオパは繁殖シーズンになると、ホルモンの影響で活発に動き回るようになります。

特にオスのレオパは、メスを求めて興奮状態になり、ケージ内で暴れ回ることがあるのです。

発情期のレオパは、普段よりも敏感になっているため、ちょっとした刺激でも過剰に反応してしまうことがあります。

この時期のレオパの暴れは、ストレスとは異なる特有の興奮状態が原因だと考えられます。

原因を見極めて適切な対処をすることが大切

このように、レオパがバタバタと暴れる原因は、ストレス以外にもいくつか存在します。

そのため、レオパの行動をよく観察し、暴れる原因を的確に見極める必要があるのです。

もし病気や怪我が疑われる場合は、速やかに獣医師の診察を受けるべきでしょう。

また、発情期の影響が考えられる場合は、レオパの行動を見守りつつ、過度なストレスを与えないように注意が必要です。

ストレス、病気、発情期など、それぞれの原因に応じた適切なケアを行うことが、レオパの健やかな生活を支えることにつながります。

レオパのストレス行動にはどのような症状がある?

それでは、レオパが暴れる原因をしっかり特定するためにもレオパのストレス行動について詳しく見ていきましょう。

レオパがストレスを感じている時には、様々な症状や行動の変化が現れます。

これらの症状を見逃さず、早期にストレスに気づくことが、レオパの健康を守る上で非常に重要となります。

食欲不振や活動量の低下が現れる

ストレスを感じているレオパに最もよく見られる症状が、食欲不振と活動量の低下です。

普段は食いしん坊で活発なレオパが、エサに見向きもしなくなったり、ケージの隅でじっとしている時間が増えた場合には要注意です。

食欲は生命維持に直結する重要な指標ですので、早急な対策が必要となってきます。

また、活動量の低下もストレスによる体調不良のサインの可能性があります。

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過剰なあくびや体色の変化が見られるようになる

レオパのストレス症状として、過剰なあくびや体色の変化も挙げられます。

あくびの回数が普段より明らかに多い場合は、ストレスを感じている証拠かもしれません。

また、明るい体色から突然暗い色に変わったりするのもストレス時によく見られる症状です。

レオパは体色を変化させることで、自身の感情を表現していると考えられています。

奇妙な行動が見られるようになる

ストレスを感じているレオパは、普段は見られない奇妙な行動をすることがあります。

例えば、しっぽを激しく振り回したり、ガラス面に顔をこすりつけたりするのは、ストレス時の典型的な行動です。

また、ソワソワと落ち着きなく動き回ったり、何かに怯えたようにビクビクしたりするのもストレスのサインと考えられます。

このような普段と違う行動が見られた時は、ストレスが原因となっている可能性を疑う必要があります。

以上のように、レオパのストレス症状には、食欲や活動量、体色、行動など様々な変化が現れます。

飼い主としては、日頃からレオパの普段の様子をよく把握しておくことが大切です。

ストレスサインを感じ取ったら、速やかに原因を取り除き、レオパをリラックスさせるためのケアを実践しましょう。

レオパが暴れる時の対処法とは?

レオパがストレスなどの原因で暴れ始めた時には、冷静かつ適切に対処することが求められます。

レオパの暴れを沈静化させ、ストレスを和らげるためには、以下のような対処法を実践することが大切です。

刺激を与えない

レオパが暴れている最中は、できる限り刺激を与えないようにしましょう。

大きな声を出したり、ケージを叩いたりするのは絶対にNGです。

また、余計な刺激はレオパの興奮を高めてしまう恐れがあるため、暴れているレオパに触れようとするのも避けるべきでしょう。

レオパが暴れている場合には、レオパから少し離れたところで静かに様子を見守るようにしましょう。

ケージ内の危険物を排除

暴れているレオパがケガをしないように、ケージ内の危険物は速やかに排除しましょう。

例えば、レオパが体当たりしそうな硬い岩や木、先のとがった装飾品などは、一時的にケージから取り出すのが賢明です。

また、シェルターなどの隠れ家が、暴れる際の障害物になっていないかもチェックが必要です。

レオパが安全に暴れ回れるように、ケージ内の環境を整えてあげることも大切です。

レオパの暴れが収まったら

レオパの暴れが収まったら、ストレス軽減のためのケアをしてあげましょう。

ケージ内の温度や湿度が適切か、隠れ家は十分にあるか、餌は適量与えられているかなど、飼育環境を再点検しましょう。

また、レオパの日常に安らぎを与えるため、普段のハンドリングも控えめにし、レオパの負担を減らすよう心がけましょう。

問題の原因を追究する

レオパの暴れが一過性のものでない場合には、根本的な原因を探る必要があります。

ストレスの原因は、飼育環境だけでなく、病気の可能性もあるからです。

暴れる頻度が高い、暴れた後の様子がおかしいなど、何か異変を感じたら、爬虫類専門の獣医師に相談しましょう。

専門家の助言を受けながら、問題の原因を一つずつ潰していくことが大切です。

獣医師と協力して原因を特定し、適切な治療やケアを行うことで、レオパの暴れは必ず沈静化できるはずです。

私たち飼い主は、愛情を持って冷静沈着にレオパに寄り添い、そのサインに真摯に向き合わなければなりません。

刺激を避け、安全を確保し、ストレスを和らげるケアを実践し、問題の原因を追究し、適切な対処を行っていくことが大切です。

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レオパのストレス行動まとめ

  • レオパがバタバタと暴れるのは、ストレスを感じている可能性が高い。
  • ストレス以外にも病気や怪我、発情期などが原因でレオパが暴れることがある。
  • 食欲不振や活動量の低下、過剰なあくび、体色の変化などがレオパのストレス症状として現れる。
  • 奇妙な行動の出現もストレスのサインである可能性がある。
  • レオパが暴れている時は刺激を与えず、静かに様子を見守ることが大切。
  • 暴れている最中のケガを防ぐために、ケージ内の危険物を排除しておくことも必要。
  • レオパが暴れる原因を追究し、獣医師と協力して適切な対処を行うことも大切。

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