ヒョウモントカゲモドキは人に慣れる爬虫類?レオパが慣れた証拠はどのような行動?

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レオパは人に慣れる爬虫類?レオパが慣れた証拠はどのような行動?

ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)は人に慣れる爬虫類?

レオパが慣れた証拠はどのような行動でわかる?

レオパの慣れさせ方とは?

レオパが嫌がる行為とは?

こんなレオパを慣れさせるコツについてご紹介いたします。

レオパは人に慣れる爬虫類?

レオパは爬虫類の中では比較的人に慣れやすい種類に分類されています。

ただし、レオパが人に慣れるということと、犬や猫のように人間に強く懐くこととは少し意味合いが異なります。

そのため、飼い主の顔を見ただけで嬉しそうに駆け寄ってきたり、スリスリ甘えてきたりするような行動は、レオパにはあまり見られません。

レオパが人に慣れるまでの期間は個体差が大きく、早いレオパでは数日から数週間、長いレオパでは数ヶ月以上かかることもあります。

一般的にはベビーの方が成体よりも人に慣れやすい傾向にありますが、これも絶対ではありません。

どんなに環境を整えても、どうしても人に慣れないレオパもいます。

レオパの性格は十人十色ですから、飼い主はそれぞれの個性を理解し、レオパに合わせた接し方をすることが何より大切です。

レオパに人に慣れてもらうことは、飼い主にとって根気と愛情が必要な作業ですが、レオパとの信頼関係を築くためには欠かせないプロセスだと言えるでしょう。

レオパが慣れた証拠はどのような行動でわかる?

レオパが飼い主に慣れてきたことを示すサインには、いくつかの特徴的な行動があります。

ケージの中でリラックスしている

慣れていないレオパは、飼い主がケージに近づくとすぐに隠れ家に逃げ込んでしまいます。

しかし、飼い主に慣れてくると、飼い主がそばにいてもあまり動じなくなります。

ケージの中で体を伸ばしてリラックスしていたり、飼い主を見てものんびりしていたりする姿は、レオパが飼い主を脅威と感じていない証拠だと言えます。

飼い主に身体を預ける

最初のうちは飼い主の手から逃げようとするレオパも慣れてくると自ら飼い主に近づくようになります。

特に飼い主が手を差し出した時にすぐに乗ってくる行動は、飼い主を信頼している何よりの証です。

レオパが飼い主に身体を預けているということは、もはや飼い主を危険な存在だとは認識していないということなのです。

エサを食べに飼い主のもとへ来る

エサやりの際、慣れていないレオパはエサに気づいても警戒して近寄ってきません。

ところが、飼い主に慣れてくるとこの行動が変化します。

飼い主がエサを持っているとわかると、自発的に飼い主のもとへエサを食べにやってくるようになるのです。

レオパにとって、エサをもらうために飼い主に近づくということは、飼い主を信頼するに足る存在だと認めた証だと言えます。

飼い主を見てもあまり逃げない

慣れる前のレオパは、飼い主と目が合うだけでも大騒ぎして逃げ回ることがあります。

ところが慣れが進むと、飼い主の顔を見ても以前ほどパニックになることがなくなります。

飼い主に近づいても落ち着いていられるということは、警戒心が解けてきた何よりの証拠です。

以上のような行動の変化は、レオパが飼い主を信頼し、環境に適応してきたサインだと言えます。

ただし、こうした変化はゆっくりと徐々に表れるため、根気強くレオパと接していく必要があります。

また、個体差が大きいのもレオパの特徴ですから、あまり他のレオパと比べることなく、自分のレオパとじっくり向き合うことが肝心だと言えるでしょう。

レオパの慣れさせ方とは?

レオパを飼い主に慣れさせるためには、いくつかの重要なポイントがあります。

ストレスの少ない飼育環境を整える

レオパを飼い主に慣れさせるためには、まずストレスの少ない適切な飼育環境を整えることが大切です。

適切な温度(25~30℃)と湿度(40~60%)を維持し、レオパが安心して隠れられる場所を用意しましょう。

また、レオパがストレスを感じないように、大きな音を立てたり、ケージを揺らしたりしないことも重要です。

レオパにとって快適な環境を整えることが、飼い主との信頼関係を築くための第一歩となります。

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エサを手から与える

レオパが飼い主を信頼するようになるには、飼い主がエサをくれる存在であると認識させることが効果的です。

慣れるまでは警戒して食べない可能性もありますが、根気強く続けることでレオパは徐々にエサを手から食べるようになります。

飼い主からエサをもらえるということが、レオパにとって飼い主は安全な存在だと認識するきっかけになるのです。

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短時間のハンドリングから始める

レオパに飼い主を信頼してもらうには、ハンドリングの方法にも気をつける必要があります。

いきなり長時間のハンドリングを行うと、レオパにストレスを与えてしまう恐れがあります。

最初は1日1~2分程度の短時間から始め、徐々に時間を延ばしていくのが賢明です。

また、レオパが嫌がる素振りを見せたら、無理に続けずにその日のハンドリングは終了しましょう。

レオパのペースに合わせて少しずつ触れ合う時間を増やすことが、信頼関係を築く近道となります。

レオパに合わせたペースで進める

レオパを無理なく飼い主に慣れさせるためには、何よりレオパのペースに合わせることが大切です。

レオパの性格には個体差があるため、慣れるまでの期間は個体によって大きく異なります。

焦ることなく、レオパの反応をよく観察しながら、ゆっくりと信頼関係を築いていくことが求められます。

レオパに合わせて根気強く接していくことが、きっと飼い主との絆を深めることにつながるはずです。

以上のように、レオパを飼い主に慣れさせるためには、飼育環境を整え、エサやりやハンドリングの方法を工夫し、何よりレオパのペースに合わせて根気強く付き合っていくことが大切です。

レオパを思いやる気持ちを持って接することが、信頼関係を築くための一番の近道だと言えるでしょう。

レオパが嫌がる行為とは?

レオパが嫌がる行為には、いくつかの代表的なものがあります。

以下では、レオパがストレスを感じてしまうNG行為を詳しく見ていきましょう。

大きな音やケージの揺れは避ける

そのため、ケージの近くで大声を上げたり、ドアを乱暴に開け閉めしたりするのは避けましょう。

また、ケージを移動させる際にも、できるだけ静かにそっと運ぶように心がけることが大切です。

いきなりの接触や強い握りは禁物

驚いたレオパが暴れたり、噛み付いたりするケガのリスクがあります。

特に尻尾の付け根を強く握ると、レオパが自分で尻尾を切り離してしまう「自切」を引き起こす可能性があるので注意が必要です。

レオパに触れる際は、優しく手を添える程度から始め、徐々に触れ合う時間を増やしていくことが大切です。

長時間の強制ハンドリングは避ける

レオパに不必要なストレスを与えるだけでなく、飼い主への信頼も損ねかねません。

レオパのペースに合わせ、少しずつ触れ合う時間を伸ばしていくようにしましょう。

むやみな屋外への持ち出しをしない

レオパのためにと思って屋外で散歩をさせてあげることは、逆にレオパにとって大きなストレスとなることがあるので注意が必要です。

外敵から身を守るために隠れる習性のあるレオパにとって、見慣れない屋外の環境は大きなストレス源となります。

散歩をさせる際は、レオパの様子を見ながら、嫌がる素振りがあれば中止するのが賢明です。

また、気温の低い時期や日中の暑い時間帯は避け、レオパにとって快適な環境で行うことが大切です。

以上のように、レオパがストレスを感じる行為は、飼い主としてしっかりと理解しておく必要があります。

レオパの行動をよく観察し、ストレスサインを見逃さないことが何より重要です。

そして、レオパの性格や習性を十分に理解し、個体に合わせた接し方を心がけることが、信頼関係を築くための第一歩となるはずです。

レオパが慣れるまとめ

  • レオパは爬虫類の中では比較的人に慣れやすいが、犬や猫のように懐くわけではない。
  • レオパが慣れた証拠は、ケージ内でリラックスしている姿や飼い主の手にすぐ乗ってくる行動などで分かる。
  • レオパを慣れさせるには、ストレスの少ない適切な飼育環境を整えることが重要。
  • エサを手から与えることで、飼い主がエサをくれる存在だと認識させるのが効果的。
  • ハンドリングは最初短時間から始め、徐々に時間を延ばしていくのがおすすめ。
  • レオパが嫌がる行為は、大きな音やケージの揺れ、いきなりの接触や強い握り、長時間の強制ハンドリングなど。
  • レオパの性格は個体差が大きいため、それぞれに合わせたペースでゆっくり信頼関係を築くことが大切。

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