レオパはコオロギを食べる?食べない?コオロギを与える際の注意点とは?

2024年12月8日

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レオパはコオロギを食べる?食べない?

ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)はコオロギを食べる?食べない?

レオパにコオロギを与えるメリットとは?

レオパに与えるコオロギのサイズは?

レオパにコオロギを与えるときは入れっぱなしでいい?

レオパはコオロギに噛まれることもある?対策は?

人工フードでもコオロギの栄養を補えるものがある?

こんなレオパの餌にコオロギを与える際の疑問についてご紹介いたします。

レオパはコオロギを食べる?食べない?

レオパは、野生下では主にクモやバッタ、コオロギなどの小さな虫を餌としている昆虫食の爬虫類です。

生きたコオロギの動きや匂いに反応し、獲物を捕らえようとする狩猟本能が刺激されます。

また、コオロギの柔らかい外骨格とプリプリとした食感もレオパの嗜好に合っているようです。

実際に生きたコオロギを与えると、レオパは興奮した様子で素早く飛びかかり、がっつきながら夢中で食べる姿が見られます。

まさに、コオロギはレオパにとって魅力的な餌だと言えます。

一方で、たまにレオパがコオロギを食べないこともあります。

その理由は様々ですが、例えば健康上の問題で歯や消化器官に異常がある場合、コオロギを上手く捕食したり消化したりできないことがあります。

また、ストレスや病気による食欲不振も食べない原因の一つと考えられます。

飼育環境の不適切さ、コオロギのサイズが合っていない、ケージが広すぎて見つけられない、温度や湿度が適切でないなどもコオロギを食べない理由となることがあります。

他にもレオパの個体差による食性の違いなども食べないケースに繋がるでしょう。

レオパがコオロギを食べない問題が起きた際は、このように様々な原因を一つ一つ丁寧に確認し、改善策を探っていくことが大切です。

レオパにとってコオロギが好物であることに変わりはありませんが、時と場合によっては食べないこともあるということを理解しておく必要があります。

レオパにコオロギを与えるメリットとは?

レオパの飼育において、コオロギを与えることには多くのメリットがあります。

まず第一に、野生下で昆虫を捕食するレオパにとって、生きたコオロギを与えることで自然な狩猟行動を再現できます。

飼育下という限られた環境でも、レオパ本来の習性を発揮させてあげられるのです。

コオロギを追いかけ捕まえるという一連の動作は、レオパにとって重要な運動であり、狩りへの意欲を掻き立てる精神的な刺激にもなります。

捕食するまでのプロセスを楽しめることは、飼育下のレオパにとって貴重な経験と言えるでしょう。

また、狩猟行動はレオパの本能的欲求を満たし、ストレス発散にも繋がります。

ケージ内で生きたコオロギを追いかけ回すことで、レオパは十分な運動量を確保でき、ストレス解消にも役立ちます。

適度な狩猟行動は、レオパの精神的満足度を高め、健全な成長を促してくれるのです。

さらに、生きたコオロギを与えることには食欲増進効果も期待できます。

活発に動くコオロギの姿は、レオパの狩猟本能を刺激し、食欲を大いに掻き立ててくれます。

特に食が細くなりがちなレオパでも、生きたコオロギを目の前にすれば、食いつきが全く違います。

健康維持には食欲が何より大切ですから、コオロギの食欲増進効果は非常に有用だと言えるでしょう。

このように、レオパにコオロギを与えることは、狩猟本能の満足やストレス発散、食欲増進など、様々な面で良い影響をもたらします。

レオパに与えるコオロギのサイズは?

レオパに与えるコオロギのサイズ選びは、健全な成長と安全面を考慮する上で非常に重要なポイントです。

適切なサイズのコオロギを選ぶことで、レオパが無理なく食べることができ、必要な栄養をしっかりと摂取できます。

生後間もないベビーの頃は、極小サイズのピンヘッドクリケットから与え始め、成長に合わせて徐々に大きめのサイズへとステップアップしていきましょう。

レオパがうまく飲み込めずに喉に詰まらせてしまう危険性や、鋭い脚で口内を傷つけられる可能性があるからです。

また、大きなコオロギに威嚇されてしまい、狩りをためらったり恐怖心から食べなくなったりすることもあります。

そのような事が起こらないようにサイズ選びに迷った際は、ペットショップの販売員さんやブリーダーさんに相談してみるのが賢明でしょう。

爬虫類に詳しい獣医師のアドバイスを求めるのもおすすめです。

経験豊富な専門家の意見を参考にすれば、より的確なサイズ選択ができるはずです。

レオパの成長段階に合わせ、コオロギのサイズを変えていくことが大切ですので、レオパの様子をよく見ながら、少しずつサイズアップしていくことを心がけましょう。

小さめを複数与えるという方法も安全に栄養を補給できる良い手段の一つです。

レオパにコオロギを与えるときは入れっぱなしでいい?

レオパにコオロギを与える際に、ケージ内に入れっぱなしにするのは避けるべき方法だと言えます。

その理由は、食べ残したコオロギをそのまま放置することで、様々な問題が生じる可能性があるためです。

まず第一に、ケージ内をコオロギが走り回る状況は、レオパにとって大きなストレスとなります。

特にコオロギは、レオパが休息を取る昼間も活発に動き回ります。

安らぎの時間にコオロギが目の前を横切ったり、不意に接触したりすることで、レオパは落ち着きを失い、ストレスを感じてしまうのです。

次に、餌として入れられたコオロギは、レオパに食べられなければ次第に飢えが増していきます。

その結果、飢えたコオロギが眠っているレオパを襲うこともあり、目の周りや口の周辺などの柔らかい部分を容赦なく噛み続けることがあります。

コオロギの鋭い顎に傷つけられた箇所から細菌が侵入し、ひどい化膿を引き起こす可能性もありますので気をつけたいものです。

さらに、ケージ内に放置されたコオロギの排泄物や死骸は、衛生面での悪化を招きます。

悪臭が漂うだけでなく、害虫の繁殖を助長したり、カビの発生を促したりと不衛生な環境はレオパの健康を脅かす要因となりかねません。

こうした弊害を防ぐには、レオパが食べきれる量のコオロギを、1匹ずつ手渡しで与えるか、浅めの食器に入れて与えるのが適切な方法だと言えます。

しっかりと食べ終わったことを確認して、食べ残しのコオロギは速やかに処分するようにしましょう。

レオパはコオロギに噛まれることもある?対策は?

先にも述べましたように、レオパがコオロギに噛まれてしまうケースは決して珍しいことではありません。

餌用コオロギの中でも、フタホシコオロギは攻撃性が高く、レオパに危害を加える可能性が高いと言われています。

例えば、レオパの口に対して明らかに大きすぎるサイズのコオロギを与えてしまうと、レオパが怖気づいて食べられなくなることがあります。

その隙に、飢えたコオロギがレオパを襲い、容赦なく噛みつくのです。

また、食べ残したコオロギをケージ内に放置しておくとコオロギが元気に動き回り、眠っているレオパを狙うことになります。

このように、状況次第ではコオロギから危害を受ける可能性が高まってしまうのです。

コオロギに噛まれた際の影響は軽視できません。

噛み傷から細菌が入り込み、ひどい化膿を引き起こしたり、目の周りを集中的に齧られて失明したりする危険性があります。

最悪の場合、細菌による感染症が全身に広がり、命を落とすことすらあり得るのです。

このようなリスクを可能な限り減らすためには、まずはレオパの口にちょうど収まる適切なサイズのコオロギを選ぶことが大切です。

さらに与える前にコオロギの頭を軽く潰したり、後ろ脚を取り除いたり、羽を切ったりして、動きを鈍らせ反撃しづらくする工夫も有効です。

こうすることで、レオパがよりスムーズに捕食でき、噛まれるリスクも軽減されます。

また、レオパが満腹になるくらいの量を見極め、食べ終わったらすぐにケージから取り除くという習慣をつけることも重要です。

余分なコオロギを放置せず、常に適量を心がけるのです。

コオロギに噛まれるリスクは、完全にゼロにすることは難しいかもしれません。

しかし、適切なサイズ選び、攻撃性の抑制、量の調整など、できる対策は講じておくことが賢明だと言えます。

人工フードでもコオロギの栄養を補えるものがある?

生餌の管理に手間を感じる飼い主の中には、人工フードに目を向ける人もいるかもしれません。

例えば、「ニチドウ コオロギペースト」や「GEXトリプルバグペースト」といった商品は、良質なタンパク質や脂質、ビタミン、ミネラルなどを最適な比率で含んでおり、栄養バランスに優れています。

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人工フードの大きな利点は、長期保存が可能で、必要な分だけ与えられることです。

人工フードは生きたコオロギのようにレオパの狩猟本能を満たすことはできませんが、管理面や扱いやすさ、安全面などを考えると非常に優れた餌と言えます。

レオパの餌コオロギまとめ

  • レオパは昆虫食の爬虫類で、野生下ではコオロギなどの小さな虫を主食としており、飼育下でもコオロギは大好物のご馳走と言える。
  • レオパがコオロギを食べない原因としては、健康上の問題、飼育環境の不適切さ、個体差などが考えられる。
  • レオパにコオロギを与えることには、自然な狩猟行動の再現、ストレス発散、食欲増進など様々なメリットがある。
  • レオパに与えるコオロギのサイズは、レオパの頭部とほぼ同じかやや小さめが理想的で、成長に合わせて徐々に大きめのサイズへとステップアップしていくことが大切。
  • コオロギをケージ内に入れっぱなしにすることは、レオパへのストレス、コオロギからの危害、衛生面の悪化などの問題につながるため避けるべき。
  • レオパがコオロギに噛まれるリスクを減らすには、適切なサイズ選び、与える前のコオロギの攻撃性抑制、食べきれる量の調整などの対策が有効。
  • 人工フードの中にはコオロギの栄養成分を配合したものがあり、長期保存が可能で管理が簡単というメリットがあるが、生餌との併用がおすすめ。

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