レオパのお腹が黒いのは病気?赤いのは内出血?お腹の色でわかる健康状態とは?

2024年12月2日

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レオパのお腹が黒いのは病気?赤いのは内出血?

ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)のお腹が黒いのは病気?

レオパのお腹の一部が黒いのは放置で大丈夫?

レオパのお腹が赤いのは内出血?

レオパのお腹が透けて見えるのは普通のこと?

こんなレオパのお腹の色に関する疑問についてご紹介いたします。

レオパのお腹が黒いのは病気?

レオパードゲッコーのお腹が黒く見えることがありますが、必ずしも病気を意味するものではありません。

フンや内臓が透けて見えている

お腹の黒い影の正体は、主に消化器官の中にある糞や内臓が皮膚を通して透けて見えているものです。

レオパの皮膚は薄いため、体内の状態が外から確認しやすいのです。

消化器官の中にある糞や内臓が皮膚を通して透けて見えている状態は、お腹の真ん中あたりに管のようなものが見え、その周りにいびつな形の影が複数あるのが特徴的です。

食べ物が消化される過程で腸内に糞が溜まっている状態を表していますので、影が大きいほど、たくさんの糞が溜まっていると言えるでしょう。

便秘の可能性が疑われる場合

お腹全体が何日も黒く見える場合は、便秘になっている可能性が高いと言えます。

このようなときは水分補給を促したり、お腹を温めるなどして排泄を助けてあげる必要があります。

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腸閉塞の可能性が疑われる場合

黒いだけではなく、普段よりもお腹が大きく膨れている場合は腸閉塞が疑われますので、早めに獣医師に相談するようにしましょう。

内出血の可能性が疑われる場合

ハンドリング時の落下やケガ、あるいは生き餌に内臓を噛まれるなどして内出血が起こり、お腹が黒く見えることがあります。

このような症状が見られたら、速やかに病院で診察を受けることが大切です。

レオパのお腹の一部が黒いのは放置で大丈夫?

レオパのお腹の一部、特に真ん中あたりが黒く見えることがありますが、そのような場合は消化器官が透けて見えているためで、ほとんどの場合は心配ありません。

内臓や糞が透けて見えているパターン

レオパのお腹の中央部に管のような構造物が見え、その周りにいびつな形の影が複数確認できる場合があります。

これは食べ物が消化される過程で、腸内に溜まった糞などが透けているだけです。

溜まっている糞の量によって、黒い影の大きさは変化します。

基本的には生理現象の一部であり、放置しても問題はないでしょう。

ただし、お腹全体が長期間黒く見える場合は、便秘の可能性があるため注意が必要です。

内出血と見分けるポイント

レオパのお腹の黒い部分が内出血ではないかと心配になることがあるかもしれません。

また、内出血は急に発生することが多いため、日頃からお腹の様子を観察していれば、異変に気づきやすいでしょう。

ハンドリングの際は、お腹の状態もチェックするようにしましょう。

健康管理における重要性

レオパのお腹の色や形の変化を観察することは、健康管理において重要な意味を持ちます。

普段と違う様子が見られた場合は、必要に応じて適切な処置を行ったり、専門家に相談したりすることが大切です。

お腹の一部が黒いからといって、すぐに病気だと判断するのは少々問題がありますが、日頃から変化に気を配り、異常が見られた場合は放置せずに対応することが大切です。

レオパのお腹が赤いのは内出血?

レオパの手足や尻尾の裏側が赤くなっている場合は、内出血ではなく低温火傷の可能性が高いと考えられます。

低温火傷は適切な飼育環境が整っていないことが原因で発症することが多いものです。

低温火傷の主な原因

レオパがパネルヒーター上で長時間動かずにいると皮膚が火傷を負ってしまいます。

ペットシーツなど薄い床材しか敷いていない場合や、ケージ内全面にパネルヒーターを敷いている場合は要注意です。

熱さを感じても逃げ場がないため、低温火傷のリスクが高まります。

レオパはシェルター内で長時間過ごすため、火傷を負う可能性があります。

低温火傷の予防策

ペットシーツなら2枚重ね、土や砂の床材なら厚めに敷くことで、パネルヒーターの熱が直接伝わるのを防げます。

パネルヒーターの設置場所にも工夫が必要で、ケージ内の床面全体ではなく、一部にのみパネルヒーターを設置しましょう。

基本的には、シェルターの下にパネルヒーターを設置するのは避けましょう。

どうしてもシェルター内を暖めたい場合は、温度の異なる2つのシェルターを用意するのがおすすめです。

品種による体色の違い

低温火傷と間違えやすいのが、品種による体色の違いです。

スーパーマックスノーなどの白系品種は、お腹の色が薄いピンク色をしていることがあります。

手足の先端と尻尾の色を確認し、お腹や頭部の色と比較することで、低温火傷かどうかを判断しましょう。

レオパのお腹が透けて見えるのは普通のこと?

レオパの皮膚は非常に薄いため、特に幼体の時期は内臓が透けて見えることが多いです。

成長につれて皮膚が厚くなるため、透けにくくなっていきますが、それでも個体差が大きいので大きくなってもお腹が透けて見える個体がいます。

特にブリザードやスーパーマックスノーなど、白い体色をしたモルフはお腹が透けやすいと言われています。

体色が白いため、内臓の色が目立ちやすいことが理由です。

ただし、同じモルフでも個体によって透け具合は異なるため、一概には言えません。

むしろ、内臓の状態を外から確認できるため、健康管理に役立てることができます。

お腹の透け具合や色の変化を日頃から観察することで、異変に早めに気づくことができるでしょう。

透けているからといって心配する必要はありませんが、変化があれば注意深く見守る必要があります。

適切な温度・湿度管理、紫外線の提供、バランスの取れた食事など、良好な飼育環境を整えることが大切です。

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レオパのお腹の色まとめ

  • レオパのお腹の黒い影は内臓や糞が透けて見えているだけで通常は心配ない。
  • お腹全体が長期間黒く見える場合は便秘の可能性があるため注意が必要。
  • お腹の色や形の変化を日頃から観察することが、健康管理において重要。
  • レオパの手足や尻尾の裏側が赤い場合は、低温火傷の可能性が高いので飼育環境の見直しが必要。
  • 低温火傷を予防するには、床材を厚くしたり、パネルヒーターの設置場所を工夫したりすることが効果的。
  • 白系モルフのレオパは、お腹が透けやすい傾向がある。
  • お腹が透けて見えることは健康上の問題ではなく、内臓の状態をチェックできるメリットがある。

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