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ヒョウモントカゲモドキの飼い方

   

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ヒョウモントカゲモドキの飼い方

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トカゲヒョウモントカゲモドキは英名のレオパードゲッコウからとられた「レオパ」の愛称で呼ばれることの多いトカゲで、丈夫で飼育が容易なうえに繁殖もさせやすいことから初心者にも人気があるトカゲです。


普通のヤモリにはまぶたがないものですが、ヒョウモントカゲモドキはヤモリの仲間でありながら可動するまぶたを持つためトカゲモドキと呼ばれています。

生息地は中近東の砂漠地帯であるため高めの温度を好む傾向にありますが、あまり乾燥させ過ぎの環境は理想ではありません。

砂漠地帯のイメージからどうしても乾燥気味な飼育環境を維持してしまうことが多いようですが、ある程度の湿度があるほうが健康的に育てることができます。

他のヤモリの仲間に比べると乾燥には強く、成体ならかなりの間、水を飲まなくても生きていけますがそれは望んだ環境ではなく、生き延びるために身につけた防衛本能と言えるでしょう。

砂漠地帯と言えば日中の灼熱のイメージが強いものですが、砂漠でも明け方は気温が低めで朝露が降りたり、隠れ家となる場所は湿度が保たれているものなのです。

よって隠れ家は常に湿っているくらいが理想で、さらに床材の一部を湿らせておいて、自分で湿度調整ができるようにしておくと良いでしょう。

霧吹きをした際に水滴を舐めとるような仕草を見せる時は飲み水を求めていますので部分的に多めに霧吹きをするなどして湿度調整と飲み水の確保をしてあげましょう。

ケージのサイズ

飼育ケースは幅が飼育個体の全長の倍以上あれば問題ありません。また、樹上性トカゲやニホンヤモリと違い、地表にいる事の多いヤモリですので高さもそれほど必要としません。

ヒョウモントカゲモドキは成体でも25cm程度の大きさですので、長い目で見ても60cm幅もあれば全く問題なく飼育することができます。

床材

床材にはヒョウモントカゲモドキの生息地でもある乾燥地域に合わせた砂を敷いても良いのですが、幼体時などに餌と一緒に誤飲して体内に溜め込んでしまうこともありますのでサイズには配慮が必要です。

また、キッチンペーパーやペットシートを敷く方法もあり、これら紙製の人工的床材は自然なレイアウト作りには適さないですが、砂などに比べて汚れたら気軽に交換できるので飼育容器内を常に衛生的に保つことができます。

基本昆虫食ですので爬虫類用に市販されているコオロギやゴキブリ、ワーム類などを与えるようにしましょう。

照明と保温

ヒョウモントカゲモドキは夜行性のトカゲですのでバスキングスポットや強い照明は必要ありません。

観賞用に照明を設置する程度で問題なく、部屋の明かりや窓からの採光をうまく活用すれば全く照明を設置しなくても飼育は可能です。

温度耐性もあり、日本の気候であれば冬場に保温器具を使用する程度で問題ありません。

爬虫類は変温動物ですので低温では体内の消化器官の活動も鈍くなってしまい、餌食いも悪くなりますので餌食いが悪くなった時などには消化を助ける意味でも保温器具を設置してあげると良いでしょう。

ヒョウモントカゲモドキの繁殖

ヒョウモントカゲモドキは手のひらくらいの大きさになったら繁殖を行えるようになります。

繁殖は容易で冬場に一時的に暗くして普段より温度を下げ、数週間後にペアを一緒にさせると交尾をはじめるようになります。

交尾後しばらくするとメスのお腹に卵が透けて見えるようになるので、卵が確認できたら湿らせたヤシガラを入れたタッパーを産卵床として産卵させます。

産卵後は卵が乾燥しないように湿度管理を行いながら暖かい場所で保管しておきましょう。



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